報告No.2 UFOのまち羽咋
𝄇訪問記録
- 分類
- 公営施設
- 市町村
- 石川県羽咋市
- 国
- 日本
- 訪問日
- 平成18年5月4日、平成20年5月9日、平成23年6月24日、平成27年6月29日
調査趣旨
江戸時代のUFO目撃記録が残るこの街は、現在もその目撃数の多さで知られる。そんな街の中核施設で、母星へ帰りたい宇宙人が、宇宙船修理代を稼ぐためアルバイトを始めたという。本報告は、異星間交流の模範ケースとなるこの取組みを受け、再調査に臨んだ結果を纏めたものである。
生活基盤
街の玄関口である羽咋駅を出ると、駅前を中心として、数多くの公共物品がUFO型に整備されているのを見て取れる。しかしながら、コミュニティーバスだけは地上車にUFOラッピングを施すに留まっているようである。異星の空間移動技術が今後もたらすであろう交通進化に期待を寄せるものである。
コスモアイル羽咋
街の中核施設であるコスモアイル羽咋は、平成23年に本邦初の本格的なUFO検定が執り行われたことでも知られる。UFOのまちを標榜しつつも、展示されているのは宇宙開発の象徴たるハードウェアの数々。かつての米ソ競争の軌跡を居ながらにして俯瞰することができる。
されどここはUFOのまち。展示室の最奥部には世界のUFO目撃記録を収めたデータベースが鎮座する。そしてその脇で平臥する開けっ広げな宇宙人。まさか、こういうアルバイトではないよね。外見ちょっと違うし。
結び
この地域でもうひとつ着目すべきは、さらに古くから伝わる怪鳥譚の存在である。これにより人々は未知のものと正面から向き合い始め、その上で冒頭に述べたUFO目撃記録に至って、それらと共存する段階へ進んだものと考えられる。そして現在、ついに彼らとの交流が始まった。またの機会があれば、今回は叶わなかった宇宙人ご本人へのインタビューにより、その先に来るものがなんであるかを探りたい。
本報告では、UFOという用語を、空飛ぶ円盤の意味で用いている。